ITOC X-Techラボ Vol.3「水産×Tech」【終了しました】
2022年02月14日
”水産×Tech” 水産業におけるテクノロジーの活用について考える
水産業は、漁業生産量の減少など様々な課題を有しています。一方で、昨今では「スマート水産業」として新しいテクノロジーを用いて水産資源の管理や産業の成長を両立させるような取組みが多く出てきています。今回のセミナーでは、ITを用いた水産の取組事例の紹介やAI、IoT、5G、VRなどの”Tech”を水産業の活性化にどう活かせるか考えていきます。また、パネルディスカッションでは、セミナー登壇者をパネラーに迎え、水産業におけるITの活用の拡大に向けた今後の取組むべき方向性についてディスカッションを行います。
日時
2022年3月3日(木)13時00分~16時40分
参加方法
Zoomによるオンラインセミナー
対象
島根県内を中心とした、民間企業、大学・研究機関、自治体・団体の方
定員
50名
参加費
無料
【第1部】基調講演 13:05~14:35
講師紹介
水産庁
【講演概要】 「スマート水産業の展開と漁業の安全対策について」 水産庁では、水産資源の持続的管理と水産業の成長産業化を両立した次世代の水産業の実現を目指しています。水産政策の改革とスマート水産業の展開、そして、スマート水産業の中でもICT機器等を活用した漁業の安全対策についてご紹介します。
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公立はこだて未来大学
【講演概要】 「エシカル消費とスマート水産業」 カーボンニュートラルへの関心の高まりを受け、食卓に並ぶ食品が、どのような生産・流通過程を経て目の前に届いたのか、その過程においてどれだけの環境負荷を与えたのか、といった視点を消費者が持つようになると考えられます。本講演では、エシカル消費の視点から水産業を考えてみます。 |
【第2部】事例紹介 14:45~15:45
話題提供者の紹介
島根県水産技術センター
【事例概要】 「島根県によるAIを活用した藻場モニタリング手法の検討」 磯焼け等による藻場の衰退を防ぐため、潜水等によるモニタリング調査を実施している。質の高い調査を行うため、大量に撮影された写真の解析が必要であるが、人力での対応がネックとなっている。そこで、ITOCと連携して、藻場写真の画像判別にAIを導入する技術検証を行った。 |
株式会社アイエンター
【講演概要】 「魚体サイズ推定システムの開発について」 アイエンターでは、スマート水産の取り組みの一つとして、魚に触れずにカメラの映像をAIで解析し、サイズを計測するシステムの開発に取り組んでいます。今回は水産現場へシステムを導入するまでの経緯、そこで見つかった課題への取り組みや今後の展望についてお話致します。 |
【第3部】パネルディスカッション 15:45~16:30
「”水産×Tech” 水産業におけるテクノロジーの活用について考える」
[ファシリテート] しまねソフト研究開発センター 木村専門研究員
[パネリスト] 水産庁 岡本 氏
公立はこだて末来大学 和田 氏
島根県水産技術センター 金元 氏
(株)アイエンター 林 氏
セミナー申込
※申込は終了しました。
主催
しまねソフト研究開発センター(ITOC)
お問い合わせ先
しまねソフト研究開発センター(公益財団法人しまね産業振興財団)
E-Mail : itoc@s-itoc.jp
TEL:0852-61-2225(担当:広瀬)