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新事業創出モデル伴走支援事業|開催レポート

開催レポート 新事業創出モデル伴走支援事業 特別セミナー 「ピジョンにおける事業開発・マーケティングの考え方」

サムネイル

令和7年1月21日(火)に、松江市内にて新事業創出モデル伴走支援事業 特別セミナーを開催しました。
当日は、新事業創出モデル伴走支援事業の申請事業者を対象に、取組推進に向けたノウハウ習得とモチベーションの維持向上を目的に実施しました。合わせて、伴走企業6社の取組状況も相互に共有し一体感の醸成を行いました。

日時

令和7年1月21日(火) 16:00~

会場

煎 SEN 3F(松江市朝日町481-1)

講師

ピジョン株式会社 上級執行役員・日本事業統括責任者 山口善三 氏 

  • ピジョン株式会社入社後、国内営業部門を経て、マーケティング戦略部門マネージャー、経営企画本部チーフマネージャーを歴任。
  • マーケティング戦略部時代に担当し、2010年に発売した哺乳器「母乳実感(中国名:自然実感)」が哺乳器カテゴリーにおける世界シェア1位になる原動力に
  • 経営企画部時代には、EVAをカスタマイズした、PVA (Pigeon Value Added)という経営手法を社内に導入。同時にIR、広報、ブランディング、ESGも担当。
  • 2020年1月よりPigeon India 社長としてインドに赴任。
  • 2023年1月に帰国し、上級執行役員 日本事業統括責任者に就任。
  • 神戸大学大学院 経営学研究科修了(MBA)。

モデレーター

大森 充 氏株式会社日本総合研究所 上席主任研究員)

  • 京都大学大学院経営学修士課程修了。
  • 米国シリコンバレーのAIスタートアップ日本法人代表を兼務した経験を持つ。
  • 現在はESG/SDGsを考慮した経営戦略・事業開発のコンサルティングに従事。

会場の様子

写真1

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まとめ

 講師の山口氏より、ピジョン社のマーケティング戦略立案は、市場調査や顧客理解など一連のマーケティングプロセスを様々なフレームワークを駆使して徹底的に実施していることを紹介いただきました。仮説検証を繰り返して「研ぎ澄ます」ことの重要性や、凡事徹底により洗練していく、といった実践に裏付けられた説得力のあるメッセージは、参加者にとって深い学びとなりました。

モデレーターである日本総研 大森氏とのトークセッションでは、「マーケティングは本人なりの答えを導き出す。答えは落ちておらず、磨き上げる必要がある」「事業開発においてはゼロから発明するのではなく組み合わせ・カスタマイズ力が必要。」といったアドバイスもあり、参加者からも様々な質問が飛び交いました。

現在、伴走支援中の新事業創出プロジェクトにおいても、今回のセミナーで学んだマーケティングプロセスを実践し顧客に届ける価値を定義すること等に活かしていただきたいと思います。

お問い合わせ先

公益財団法人しまね産業振興財団 
しまねソフト研究開発センター(ITOC)
Phone:0852-61-2225 
Email : itoc@s-itoc.jp 
担当:安食、安部 

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