「車について思うこと」
2016年11月30日
私は就職してから車を買い替えることなく1台の車に乗り続けており、もう20年になります。愛車はホンダインテグラtypeR 今はめっきり見ることの少なくなったスポーツカーで、ドライブしているという実感がもてる車です。
20年たっているので、購入した当時の営業の方は支店長になり、担当エンジニアの方は整備部長になり、車検を受ければ若いエンジニアの方の教材代わりにも使われているようです。
最近は時代の流れで各メーカーもスポーツカーの販売は少なく、低燃費・高性能の車両開発にシフトしており、ハイブリッド車の登場による燃費の大幅向上、エンジンはキーを回していたのが、ボタンを押してスタート、エンジン音の静かさ、ライトのLED化といった技術によりかなりの進化を遂げています。もちろん私の車はすべて搭載されていません。
しかもIT技術の進歩により自動運転技術が登場し、まだ現在の技術では完全な自動走行のレベルには至っていないですが、そう遠くない時期に生み出されるものとされています。
今まで人が行っていたハンドル・ブレーキ操作、進路変更といった動作が徐々に自動化され、車の動かし方そのものも変わってくるのでしょうね。すでに若い人では車をバックさせるときに、後方モニターが無いとバックできない方もおられるとか。
その流れで行くと私の車の居場所はあるのだろうかと考えてしまいます。すでに家庭では愛車にチャイルドシートが設置できないため、居場所がないのですが・・・
そんなことを考えつつ毎日車で通勤する今日この頃です。
(副センター長 佐川賢一)